面接はウケければ合格か?

2013/02/03(日)

面接で面白い話をすれば、面接官も笑ってなんだか楽しげなムードになるかもしれません。

しかし、それだけでは受かりません。

例えば、テレビでとても面白いCMを見たとしましょう。そのCMで流れていた商品を買うでしょうか。買うとは限りませんよね。面白いことと買うこととは違います。面接で受けたとしても内定がもらえるわけではない、というのはこれと同じです。

笑いのある面接がだめだというわけではありません。笑わせる方が、自分の調子が出るのであれば、笑わせる方向で頑張ればいいです。重要なのは、笑いをとるだけではいけない、ということです。

あくまでも、面接は「企業にとって自分を入社させないと損ですよ」というところです。面接官に「こいつはうちの会社にいれたほうがいいな」と思わせるところです。

面接の控室で順番を待っているときに、前の面接の会場から笑い声が聞こえてきたとしても、別に気にすることがありません。他人の面接が盛り上がっていたとしても、自分のすることは一つだけです。自分自身のことと志望動機を伝えることです。

ウケたからといって合格できるわけじゃないのと同じ理由で、泣ける話をしても感動する話をしても、やはりそれだけでは合格できるわけではありません。ちゃんと自分のことをアピールできているかどうかが大事です。

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