損益算 ~用語の説明

2008/10/18(土)

損益算の計算では、ちょっとした専門用語が出てきます。
ここでは、それをまず説明しておきます。

そもそも損益算では商品を仕入れてそれを売った時の
損失や利益を求める問題です。
小売店の立場に立って考える問題です。

この商品を仕入れた価格のことを「仕入値」といいます。
そのままですね。
また、「原価」とか「もとね」といわれることもあります。

小売店が商品を仕入れたら、今度は商品を売ります。
でも、「仕入値」と同じ価格で売っても
小売店は何も儲からない、商売になりません。

そこで、仕入値よりも少し高い価格をつけて販売します。
この価格を「定価」といいます。
定価は、実際に商品を販売する時の価格です。

そして、定価と仕入れ値の差額が「利益」となります。
儲けのことですね。

ということでまとめると

「仕入値」 :商品を仕入れた価格
「定価」  :店で売るときの価格
「利益」  :商品を売ることで店に入るお金

また、
利益=仕入れ値-定価
という式も基本的だが重要です。

これを使って実際の損益算を考えていきましょう。

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