旅人算 速さ・時間・距離

2008/10/18(土)

旅人算では、速さ・時間・距離を使う問題が出ます。
念のため、この三つの関係式を復習しておきましょう。

まずは、言葉で説明します。

速さとは、単位時間当たりに進む距離。
よって、時間がわかれば、
距離=時間×速さ
となります。

言葉で書くとやはりわかりにくいかもしれないので
すぐに思い出せるやり方を書きます。

時速3kmで2時間歩いたとします。
時速3kmということは
1時間に3km進むということ。
2時間動けば6km進むということはすぐにわかります。

3と2と6で式を作ろうとしたら
3×2=6しかない。
3は速さ、2は時間、6は距離をあらわしていたので
速さ×時間=距離となる。

距離を出す式以外に
速さを出す式、時間を出す式も考えよう。
それも、上の3と2と6で考えます。

速さの3を出すには
6÷2とすればよい。
6が距離、2が時間だったので
速さ=距離÷時間となります。

時間を出す場合も同様に考えれば
時間=距離÷速さとなる。

上で3、2、6を持ち出してきましたが
別に3、2、6でなくてもかまいません。
好きなものを持ち出してもいいですが、
2、2、4などというように同じ数字を出してはいけません。
2が速さか時間か区別がつかなくなってしまうからね。

基本的な式なのでもう一度まとめて書いておこう。

距離=速さ×時間
速さ=距離÷時間
時間=距離÷速さ

この三つの式を使って旅人算を次のページから解いていこう。

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