ＯＢ、ＯＧ訪問は何をしに行く？

2012/06/23(土)

就職活動で、OB・OG訪問をした方がいいという話はよく聞くと思います。が、いったい、OB・OG訪問をして、何をするのでしょうか。ここでは、いくつかのアイデアを書いていきたいと思います。

仕事に関してどんな質問をすればいい？

会社説明会でも、質問する機会はあります。しかし、説明会に来ている人は人事部の人です。実際に現場で働いている人ではありません。ですので、現場で働いている人にしかわからないことを質問する、疑問を解決するというのがOB・OG訪問の目的です。

例えば、営業をしたいのであれば、営業のどういうところが面白いのか、喜びを感じるのか。また、どういったところが大変なのかを聞いてみましょう。一日の仕事の流れや、どういった理想を持って仕事をしているかなどを聞いてみてもいいかもしれません。その仕事に対して、より具体的なイメージがわいてくると思います。

研究職であれば、自分の研究が活かせる仕事をしているかどうか、なども聞いてみましょう。ゼミの先輩であれば、研究の内容も仕事の内容も分かるので、細かい事まで聞けると思います。

また、勤務時間や休日、福利厚生などに関して、実態はどうなっているかを聞くのもよいでしょう。制度はあるけど、実際にはその制度が使われていないなどということがあるからです。ただし、OB・OG訪問は仕事の内容について聞くのがメインなので、福利厚生の質問ばかりすることがないように注意しましょう。

仕事以外に、就職活動に関することも聞いておくとよいと思います。

人事部の人ではないので、採用基準や今年の選考の進め方はしらないと思います。しかし、筆記試験はどんな内容だったかや、面接でどんなことを聞かれたかなどを聞けば、今後の対策になると思います。

また、同じ業界の他社ではなく、なぜその会社を選んだのかというのも聞いてみましょう。どういう視点で会社を選んだのか、参考になると思います。

どういった質問をするにせよ、失礼のないように聞くのが大事です。せっかく相手が時間をさいてくれているので、時間を有効に使うためにもあらかじめ質問を準備していきましょう。目的意識を持って、OB・OG訪問をしましょう。