エントリーの歩き方
エントリーというのは、説明会や面接などの就活に関する情報を、企業から送ってもらうように登録することです。企業に対して、「興味があります!」という意思表示をすることです。
どうやって、エントリーするの?
エントリーは、就活サイトから行えます。企業のサイトからエントリーできる企業もあります。
エントリーは、基本的には、名前や連絡先を記入して登録するだけです。企業によっては、どこに興味を持ったのかなどが聞かれることもあります。今後のエントリーシートや面接と内容が矛盾しないように考えて書き、書いた内容は手元に保存しておきましょう。手を抜いた回答や、空白のままで登録することはやめましょう。
エントリー後は、説明会のお知らせや採用スケジュールなどの案内が登録したメールアドレスに送られてきます。エントリーしないと、気付かないうちに説明会が終わっていた、などということになってしまう可能性があります。
エントリーしてみたものの、あとで興味がなくなったということがあるかもしれません。でも大丈夫です。エントリーしたからといって、説明会などに行かないといけないということはありません。ですので、少しでも関心があれば、必ずエントリーしましょう。
どのくらい、エントリーすればいいの?
エントリーする企業の数は、多すぎても少なすぎても問題です。ある程度業界をしぼっていれば、20~30社、しぼっていなければ50社程度かな、と思いますが、正直なところ、人それぞれだと思います。以下では、多すぎた場合、少なすぎた場合に、どんな問題が起こるのかを書いていきます。
エントリー数を増やしすぎると、今後の情報管理が大変です。就活中は、いろいろな企業の日程がかぶり、大量の案内メールなどが送られてきます。情報量が多すぎて、パンクしてしまうかもしれません。
特に、就活サイトでは、一括エントリーという機能がついていることがあります。これは、指定した条件をみたす企業に、一括でエントリーすることができる機能です。業界や職種、働きたい地域など、企業に対する条件が決まっている場合に使えます。一社一社、情報を書かなくてもよいので、楽にエントリーすることができます。
しかし、この一括エントリーは、お手軽に使える反面、一度にたくさんの企業にエントリーできてしまうという恐ろしさがあります。条件にヒットした企業数をきちんと把握していないと、後で情報がさばけなくなるので注意が必要です。
逆に、はじめからしぼりすぎると、就活の後半で持ちごまがなくなってしまう危険性があります。時間がたつとエントリーが締め切られるので、興味がある企業には積極的にエントリーしておきましょう。