インターンシップの歩き方

2012/06/05(火)

インターンシップとは、学生が一定期間、企業で仕事を体験できる制度のことです。むかしは、インターンシップを実施しているのは、大企業のごく一部に限られていました。しかし、最近では、中小企業でも実施しており、企業数・内容は豊富になってきています。

なぜ、インターンシップに参加するの?

インターンシップに参加する学生は、就職活動を行う上で、貴重な体験をすることができます。

「職場体験」を通じて、「その業界に向いているか」や「どんな仕事に向いているか」などをより具体的に考えることができるようになります。

また、ふだんは触れ合う機会が少ない社会人と話をすることで、本音や裏話なんかが聞けたりします。社会人と接することで、仕事に対するイメージが広がります。

一方、企業にとっては、学生が入社後すぐに辞めてしまうリスクをおさえることができる、というメリットがあります。「就職活動の時に抱いていたイメージと違う」というような、学生の理想と現実のミスマッチを軽減することができるのです。

こういった理由から、インターンシップを希望する学生が増え、インターンシップを導入する企業も増えています。

インターンシップで何をするの?

インターンシップの内容は、企業によって様々です。

数日から数週間の短期間であれば、課題が与えられて最終日に解決策を社員にプレゼンする、といった内容が多いです。数週間から数か月程度の長いものであれば、職場で他の社員とまじって実際に仕事をすることが多いです。

どうやってインターンシップに参加するの?

インターンシップ中は、日中に会社に行くことになるので、主に夏休みに実施されます。夏休みが近づいてくると、

・大学の就職関係の掲示板
・企業のホームページ
・就活サイトやインターンシップ専門サイト

などに、インターンシップに関する情報が掲載されはじめます。自分の興味ある業界・職種や、参加可能な期間を考えて応募しましょう。

インターンシップ制度を導入している企業は増えていますが、どこの企業でも導入しているわけではありません。また、導入していたとしても、受け入れる学生の数は少ないです。そのため、就職するよりも倍率が高くなります。

しかし、インターンシップに参加して得られるものは多いです。興味のあるインターンシップがあれば積極的に応募して、他の学生よりいち早く行動しましょう。

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