将来の夢は「独立!」といってもよい?

2013/01/28(月)

面接で将来の自分像を聞かれることがあります。例えば、10年後どうなってたいですか?どんな仕事をしていたいですか? みたいなことです。そのとき、独立を夢見ている人が、正直に「独立したい」とこたえてもいいか。たぶん、言わない方がいいでしょう。

会社からすると、「新入社員」は、いろいろ教育もしないといけないし、はじめのうちはあまり仕事ができない上に、給料も払わないといけない。ですので、早く成長してもらって、将来たくさん働いてほしいと考えています。

独立というのは、その会社を辞めるということです。将来たくさん働いてほしいと考えている会社からすると、とっても損することになります。なので、独立することをあまり快く感じていない会社もあります。

では、どうこたえるかですが、次のように考えてみてはどうでしょうか。

独立する前に就職する、ということは、独立する前にいろんな経験を積みたいということですよね? いろいろな技術や力を身につけたいということですよね?

独立するまでにどういう人間になっていたいか、を考える。そして、そういう人間になることが目標だと答えるわけです。

「独立」という「出来事」を目標として答えるのではなくて、「独立するときになっていたい自分」という「自分像」を目標として答える。こうすると、「独立」という言葉を出さずに、夢や目標を語ることができます。

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