短所は正直に答えるべき?

2013/01/29(火)

面接では、あなたの長所と短所を教えてください、と聞かれることがあります。長所は、自分の宣伝みたいなものだから割と答えやすいのですが、短所はなかなか答えづらいですよね。

自分の短所ではなく、他の例で考えてみましょう。例えば、無農薬野菜。無農薬野菜は、虫にかじられたり、虫が野菜についていたりすることがあります。これは、無農薬野菜の短所だと言えると思います。

しかし、それでも、無農薬野菜を好んで買う人はたくさんいます。虫にかじられていたり、虫が野菜についていたりするのは、言い換えれば農薬を使わずに育てられた証拠。体に悪い農薬がついてないから好んで買うんでしょうね。

自分の短所についても一緒です。短所は見方を変えれば長所になることがあります。例えば、行動を起こすのが遅いというのは、行動する前によく考えることができる、っていう風にも言えるわけですよね。

ですので、短所を答えるときは、長所に置き換えられるように答えればいいんです。

また、長所に置き換えられないような場合は、自分の短所をいうと同時に、それをどう克服しようとしているかをいうのもいいと思います。

正直に短所を答えると見せかけて、長所に置き換えてアピールしたり、短所を乗り越えようとする姿をアピールする。これによって、マイナスなイメージをぬぐいつつ、質問に答えることができるようになります。

ただし、「遅刻が多い」などといった、「働くうえで致命的なもの」は言わない方がいいでしょう。人事の人も、致命的なものを持っている人を、会社に入れようとは思わないはずですので。

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